神のミステリー
神のミステリー
詩篇78篇
なぜ神は、このような「うなじのこわい(かたくなで強情な)民」を選ばれたのか?何をお考えなのか?この民に対する神のご計画は何なのか?この詩篇を読むとさらに謎は深まるばかりです。新約時代に生きる私たちにとってもこの謎はいつも問いかけられます。そうです教会がまさしく神の奥義なのです。それゆえいつも私たちは神の奥義(ミステリー)を追求し続けることが必要です。神の三つのミステリーをこの詩篇から紐解いていきましょう。
1.みことばに生きる(神の考え)
「主はヤコブのうちにさとしを置きイスラエルのうちにみおしえを定め(5)」私たちが、一つ目のミステリーである「神の考え(御心)」を知る唯一の方法が、みことばである聖書を読むこと、そしてみことばを食し、みことばに生きることです。そうすれば「神の考え」がわかるのです。「わたしは、わたしの律法を彼らのただ中に置き、彼らの心にこれを書き記す(エレミヤ31:33)」
2.神を愛する(神の思い)
「しかし神はあわれみ深く彼らの咎を赦して滅ぼされなかった。怒りを何度も抑えて憤りのすべてをかき立てられることはなかった(38)」二つ目のミステリー「神の思い」それは愛です。私たちには理解することができない自分を犠牲にする愛です。「喜んでいる者たちとともに喜び、泣いている者たちとともに泣きなさい(ロマ12:15)」
3.神のみ声に従う(神の意志)
「神はご自分の民を羊の群れのように連れ出し、家畜の群れのように荒野の中を連れて行かれた(52)」神は私たちを必ず約束の地(御国)へと導かれる神です。三つ目のミステリー「神の意志」は御国の完成です。神の意志は絶対であり、すでに完了されています。何という不思議でしょうか、「主の熱心がこれを成す(II列王19:31)」のです。
メッセージ:藤木隆
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